suzan'diary

声優・緑川光さんと素敵VOICEを愛してやまない声フェチ。忘れっぽいので備忘録です。

「屍者の帝国」観てきました。

エンターテインメントに仕上がってました。

そうだよな~映像化するならこうだよな~

 

 

<以下、映画&原作のネタばれってますので、注意!>

 

3部作の最初が「屍者の帝国」ということで、慌てて読んだのです。

虐殺器官」に比べ、私には難しかったです。

読んでる途中で、映画が公開してしまったので、焦りながらも、理解したいが故、行きつ戻りつ、噛みしめながら読んだのです。

そんな苦労を、映画はすっぱり簡潔に提示してくれました。

 

…解かりやすいよ!

絵はきれいだし、ハダリーは不二子ちゃん級のボインだし、音楽はかっこいいし、懸念していたバーナビーのアクションも新鮮だったし、久しぶりに声なんてどうでもいい作品重視!だったのに声優も素晴らしいしっ

 

なのに、このもやもやは何だろう。

自分の行間が広いからかなあ。情緒が随分と削られたというか。

尺があるから、しょうがないのは分かってるのです。

もともと原作至上主義のきらいがあるのですが、原作でもやんとしたまま読み進んだところを、ゴシック体の太字で一つの単語にしてくれた映画の脚本は、目から鱗でした。

今や常識である 並行世界 の話だと思えばいいのかな?

 

観た直後は、混乱しましたが、時間が経てば経つほど、もう一度見たい気持ちになってきました。

動体視力が遅すぎて(テレビアニメの場合は、何度も再生する)、勢いのある場面展開に付いていけなかったので、再挑戦だ!

 

なんたってフライデーがヒロイン!

今後、シャーロックホームズを観るとき、ニヤニヤしちゃうんだろうな。

 

 

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